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丹精こめてお花のお世話をしています。

みなさん、こんにちは、2階介護付きホームの 看護師・伊藤美由紀です。         高齢の身の上ですが、仕事とお花のお世話と美味しい料理を作ること、そして食べる事が大好きです。

今年の庭の白薔薇は花付きがとても良くてきれいに咲いてくれました。昨年の暮れの豪雪に大きな枝を割かれてしまいましたが、不屈の精神で花を咲かせてくれました。

スーパーの入り口にシワシワになって売れ残っていたピンポン玉ほどのサボテンを買って帰り、寄せ植えを作りました。もう、命が尽きるかなと思うようなサボテンの寄せ集めですが、ひと夏、熱心に太陽の陽に当てて、時々、お米のとぎ汁を栄養剤の代わりにあげていました。 もりもりとそれぞれが元気になって素敵なコミュニティを鉢の中に作ってくれました。   

そして、今や花盛りです。こんなにお花が沢山付いてくれたのは初めてなのでとても嬉しくて持参して2階ケアハウスの皆さんにも楽しんで頂きました。ビッグママと名前を付けました。

お花やさんで売れ残ってしまったミニ胡蝶蘭です。お花を愛でる気持ちを花たちは決して裏切りません。「ほんとにいい子ね。頑張ってね。」と声をかけながら、ご褒美にお米のとぎ汁をあげました。年が明ける頃から花芽がドンドン伸び始め美しく気品ある花を咲かせてくれました。花の時期が長くしばらく楽しめるのが欄の花の素晴らしい所です。

花の命は短くて苦しきことのみ多かりき

これは女性を花にたとえ、楽しい若い時代は短く、苦しい時が多かった林芙美子さんが、みずからの半生をうたったものだそうです。

だけど、現代女性は違います。

今の女性たちは、いつまでも美しく楽しく輝いていく事を大事にしています。欄の花の様に長く美しい人生を楽しみましょう。

翁草(おきなぐさ)と言います。キンポウゲ科オキナグサ属の多年草です。花が付き始めた時は赤紫の花弁(がく片)が6枚ほど付いた小さな花を下向きに咲かせます。1週間もすると花びらが落ち始め、中から艶のある花茎が長く伸びて、先端にタネを実らせます。栄養分の少ない砂地のような庭の片隅に群生し毎年楽しませてくれます。

お爺さんのお鬚になるまでに2週間程度かかりますが変化が面白くて毎年花芽をつける4月上旬がとても楽しみです。

花を見てイライラしたりぷんぷん怒りたくなる人は少ない、いいえ、いないかもしれません。花の力はすごいです。しかし、色々な条件が整わないと花も咲くことが出来ません。自然環境もさることながら、自然の命をはぐくむ環境を壊さず、人間の少しばかりの慈しみも必要だと思います。

人間もそうですが、かけただけの愛情が長年経ってその人の人生に花を咲かせます。みんな世界にたったひとつだけの花なのだと、あの歌が心に響きます。♫♪(^^♪

それではみなさん又の機会に ✌(‘ω’✌ )三